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エリザベート
 エリザベート

東宝ミュージカル

東京 帝国劇場
2008年11月3日(月)〜12月25日(木)

脚本・歌詞 ミヒャエル・クンツェ
音楽 シルヴェスター・リーヴァイ
演出・訳詞 小池修一郎

キャスト
涼風真世 / 山口祐一郎 / 鈴木綜馬 / 伊礼彼方 / 初風諄 他



***



12月24日ソワレ・前楽

・涼風エリザ
『パパみたいに』の側転前、「弟たちとは〜」辺りから気合入れてたのか、剣心になってたでござる。少女時代の芝居は無理に若さを出さなくなってだいぶ自然に見えた。元から顔の作りは可愛らしいし声も若い方なので、あれぐらいがちょうどいいです。『私だけに』のラストが尻上がりになったのが気になったけど、『精神病院』とルド葬式の芝居が凄く乗ってて好きでした。特に葬式はなりふり構わず泣き叫んでて引き込まれた。ところどころ演歌っぽくてハッとしたけど。今日みんな暑苦しくて王家というより昼ドラで、それはそれで纏まってて気持ちよかったです!最後、『愛のテーマ』でトートの胸にぽふっと埋めた顔を上げて「泣いた笑った〜」ってとこは凄く可愛かったー。何度も言うけど見た目が充分に可愛らしいので、ぶりぶりした芝居よりも強さを出したほうが皇后っぽいと思いました。そういえば、結婚式で客席側に向ける時に見える手が凄く綺麗。細くて小さくてうっとり。

・鈴木フランツ
鈴木さん見るたびに動物のお医者さんの「だってコワイじゃないか目を三日月にしちゃってよ」って台詞を思い出します。蛇とか猫みたいな、あの三日月が縦長になってる目をしている気がする。あの目が皇帝の非人間的な感じを出してて凄くハマってると思います。コンサバティブな生き方を叩き込まれて機械みたいに仕事してる感じ。人間的にどこか壊れてるように見えてドキドキする。話すように譜割を少し崩しながらも言葉尻で無理なくテンポを合わせる歌い方が好きです。いちいちノーブルで素敵。涼風・鈴木・伊礼ファミリーはみんな違う星の生き物っぽいです。話してるんだけど言葉が通じなくてすれ違って、みたいな。その破綻ぷりが何か見てて面白い。

・伊礼ルド
棺桶から出てきた瞬間から額に汗かいてたような。降臨した閣下の足元でウゴウゴしてる時のうっとりした表情が良かった。石川フランツには喧嘩売ってるみたいな「お早うございます皇帝陛下」の言い方だけど、鈴木フランツには少し控えめなツン具合。破られた新聞を拾って握り締めた左手が怒りでワナワナ震えてた。10月のトークショーで「むかついて殴りそうになった」って言ってたのもわかる気がします。あのビリビリ、ポイッて仕草はカチンとくる。鈴木さんに引っ張られて凄く張り詰めたテンションでの父と息子は見てて緊張しました。お互いに溜め気味の歌い方でピリピリ。独立運動は前回無かった「違う!」の手の動きが復活してて良かったです。そういえば闇広イントロで答えてくれない民衆に軽く手を上げて何でっていう仕草も良かったなー。トートに突き飛ばされる時「ひっ」て言ってて。顔を見たときの喜びとは別に恐れる気持ちも僅かに残ってるのかな。劇中劇って捉え方が難しい。ゾンビ達が裁判官の前で演じてる筈で。基本的には巻き戻されたように正確に演じてるけど、死ぬところとかでふと恐怖を思い出して、みたいな?カフェで新聞読みながら頭を抱えた手をスッと下ろして後ろのトートに操られて立ち上がる動作も流れるようできれいだった。ダンスは日進月歩。TDsのリフトに身を任せきれてない感じがします。『僕はママの〜』は「打ち明けるよ」で前に出てきた時に泣いてて、高音部が震えてたけど、あれはグッときました。涼風さんが優しく頬を撫でてからスッと拒絶するのが残酷。今まで見た中で一番可哀想だった。マイヤーリンクは人間的に壊れちゃったルドルフでした。TDsに囲まれて顔を歪めて抵抗して、振り回されてからは驚愕・苦悩、突き放されて笑顔。両腕を取られて起こされた時は無表情。感情の起伏が激しすぎてゾワゾワきた。最後はうっとりした表情。気迫に満ちてました。悪夢で皇帝の後姿を少しの間じっと見てる姿は何か訴えてくるものがあります。あ、ミルクの汚しファンデが凄かった。右頬にべったり塗ってて。何したらそんなに汚れるんだ、と。しかし、あのシーンは皇帝の側近たちもバイトしてて不思議です。

・そーまルド
顔パンパンになっててびっくりしたー。どうしたのこの子。幸せならいいんだけど、ちょっと尋常じゃない太り方でした。『我ら息絶えし〜』のダンスは子ルドの中 で一番好きです。目を見開いてフラフラしてるのが凄く上手い。そういえば、棺桶から子ルドと青年ルドが一緒に出てくるのって何故なのでしょう。子供時代に トートと会った時点でルドルフの一部は死んだのかな、とか色々考えてみたけどどうもしっくりこない。ルドルフも子供時代に木から落ちて仮死状態になったと 何かで読んだような。そこでやっぱりルドルフの一部が死んでるとか?まぁ単に和声の問題でトレブル使った方が幅が出るってのがあるんだろうけど。今日の そーまくんは無理に高音出してた気がする。単に体調悪いだけなのかな。変声期ならちょっと残念です。トレブルっ てソプラニスタとも違う独特の魅力があると思うので。子供の声まじやばい、と。

・高嶋ルキーニ
2幕『エーヤン』の豊かな声量には鳥肌立ちました。この曲は涼風エリザと山口トートだとビシッと締まって気持ち良いです。後半の管楽器が速吹きを派手に外してて残念。青年ルドルフのことを悲しげな顔で見つめてるんですね。他のシーンは大体ヘラヘラしてるだけに印象的。悪夢はTDsの振りが大好きで出てくるとそっち見てしまうんだけど、上手の方で目を逸らす皇帝をしつこく何度も振り向かせてる。酷いなぁ。技巧的だし丁寧なルキーニだとは思うんだけど、その分、小悪党的な小物感に欠けるような。橋本さとしさん辺りでも見てみたいです。
posted by a.k.a. | 23:56 | elisabeth 08-09 | - | - |
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